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2022年度の国の一般会計税収が3年連続で過去最高を更新する見通しとなり、初の70兆円超えが視野に入ったことが1日、財務省の公表資料で分かった。物価高を反映した消費税収の増加や、新型コロナウイルス禍からの企業業績回復に伴う法人税収の伸びが要因となった。
財務省がこの日発表した23年4月末時点の22年度税収は前年同期比8.1%増の61兆5325億円と過去最高だった。22年度税収は、これに5月分を加えて確定し、7月に発表する。3月期決算企業が納める法人税は例年、5月の税収で一定の割合を占めている。
消費税は、円安と資源高による物価上昇率の伸びを背景に増えた。